例年6,7月頃に行われるベタコンテスト。
今年も6月に行われる予定でした。しかし、コロナ影響により11月に延期となりました。
予定通りの開催であれば、1月生まれのレッド、オレンジを出品予定でしたが、11月となり3月生まれのレッド2個体を出品しました。
開催者が早めの延期を決めてくれたにもかかわらず、5,6月に希望通りの繁殖が出来ず11月のコンテストに出せる個体の幅を広げられませんでした。。
◎レッド&ブラッククラス
ブラックとレッド含め9個体が出品されていました。そのうち4個体がレッドで、そのうち2個体が我が家の魚です。
⚫部門 2位
メラノ(黒点)イリデ(青いピカピカ)は殆んどなく色も薄くはない。体型も問題なし。各ヒレの広がりも良いがレイの乱れあり。コンテスト時、フレアリングに消極的。
⚫部門 3位
メラノはないが、2位の個体に比べイリデが少し入っている。ヒレの広がりよいが、尾びれの色抜け(幼少期の噛られキズ原因?)あり。フレアリングは積極的。
⚫父親個体

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⚫父親兄弟

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出品魚の父親、父親兄弟個体は、赤も濃く背鰭もセクシーな父親でしたが、子達は父達を越えられなかったように感じます。
来年のコンテストは6月初旬に行われます。繁殖タイミングが難しいですが、系統維持を第一優先とし、入賞2個体の仔を採りたいと思います。
◎ライトカラークラス
オレンジの出品は出来ませんでした。5個体が出品されていました。うち1尾がオレンジで、レッドクラスの優勝魚を出品した方の魚だと思われます。(同腹?)その他4尾はホワイトで1~3位を独占、ホワイトは弱々しかったりピンクっぽくなったりする個体が多い気がしますが、活性も高くとても白くきれいな個体でした。来年はオレンジを出品してこのクラスに再挑戦したいです(3年前にオレンジで3位)
◎反省点の2020年評価
2018年の反省点 | 2019年の評価 | 2020年の評価 | 備考 |
活性 | × | △ | 健康状態は全く問題なかった。 フレアリングは積極的ではなかった |
色(赤の濃さ) | × | 〇 | メラノはない。出品魚2尾とも、イリデもほとんど入らないが、2位と3位の個体の差は、イリデの入り具合と推測 |
各ヒレのダメージ | ○ | × | 個別飼育遅れのための、カジリ傷による色の抜けとレイの乱れがあった。各ヒレのギザギザ感はなかった。 |
各ヒレの張り | ○ | 〇 | 生後7か月超であったが、ヒレの張りは良く、ローズテール感は全くなし |
背ビレ(立ち上がり) | × | 〇 | 垂直な立ち上がり。尾びれとの干渉により後ろ側が若干、形が崩れていたが、そこそこ立派 |
頭のラインのなめらかさ | × | 〇 | 兄弟で頭ライン不良が多発したが、出品魚はなめらか。審査員の方にも確認した。今後も引き続き注意が必要 |
レッド以外の出品 | × | × | 3回連続オレンジ出品できず。オレンジ系統がなくなったわけでないが良個体なし。 |
◎その他
今回のコンテスト出品で、国内のコンテストは、2016年秋の魚魚路のコンテストから5回連続で出品することができました。出品魚も2015年に入手したオレンジの系統を維持できています。(今は、直系ではなく別の系統を掛け合わせていますが)
今年のコンテストから自家繁殖個体と購入個体とで部門が分かれました。このことにより、多くの方がコンテストに参加しやすくなり、結果としてベタ飼育の裾野が広がれば良いなと思います。
なかなか、コロナが落ち着かないなか、1度延期とはなりましたが、コンテストの機会をつくってくれた関係者の方々にはとても感謝しています。そして、この時点で来年の開催日も決まっていると予定も立てやすく助かります。来年も出品、今年以上の成績目指して日々飼育頑張りたいと思います。