このページについては、多少厚みのあるページにしたいと思っています。
少しずつ更新していきますのでよろしくお願いします。
●奇形魚の淘汰
時には100匹以上生まれるベタの稚魚の中には、奇形の魚が一定数存在します。生後2ヵ月程で確認を行います。
・一番多い奇形は、背骨の最端部(尾びれ付け根付近)が曲がっている個体です。「なんとなく曲がっているような、、」という個体も可哀そうですが淘汰の対象にしています。成長して色が濃くなると分かり難くなることもあるので、この時期に選別を実施しています。
・また、著しく他の個体と比べて小さい個体も淘汰の対象にしています。
・頭のラインの歪んだ個体
頭が盛り上がった個体は、迫力があるように感じますが、我が家では淘汰対象としています。
この系統は、たまにショートフィン(プラカットタイプ)が出現しますが、ショートフィンに多い傾向のようです。
・エラめくれ個体
上からみると一目瞭然です。飼育環境ではなく、先天性によるものだと思います。
エラめくれ個体は、稚魚の時はエラの部分に丸い空気の玉が「プクッ」と発生することがあります。
私は、エラめくれ気味の個体を繁殖に使うと、遺伝すると思っています。よって淘汰対象となります。
●2ヵ月~ 個別飼育個体の低品質魚の選別
個別飼育して2,3週間すると、他の魚に比べて尾開きが悪い個体が出てきます。
それらの個体も淘汰対象となってしまいます。我が家は、個別飼育数に限りがあるため、淘汰→新たに個別飼育開始を繰り返し、最終的に良い個体を残す必要があります。
写真の個体は、個別飼育をしたが、尾びれの開きも悪く、尾びれの上部のレイも下に折れ曲がってしまっています。
引き続きよろしくお願いします。