2019年7月12~13日に大阪にて日本ベタコンテスト2019(以下:コンテスト2019)が開催されました。
今回出品したのは
ロングフィンレッド、ショートフィンレッド、ロングフィンレッドのクリア個体の合計3尾を
出品は発送・撤収は現地で行いました。
結果は、、、、残念ながら入賞(3位まで)できませんでした。 (昨年に引き続き・・・)
昨年のコンテスト終了後、今年に向けての反省点を列挙していましたが振り返ってみます。
2018年の反省点 | 2019年の評価 | 備考 |
活性 | × | 期待していた個体は、コンテスト会場ではコショウ病でぐったりでした。健康的な個体をつくることは何よりも基本です。 |
色(赤の濃さ) | × | 昨年も「どす黒い」感じがしたと反省点で書きましたが、今年も同様の印象で、他のブリーダーの方からも指摘を受けました。 |
各ヒレのダメージ | ○ | 「まとまった」感のある個体を出品できました。腹ビレレイのギザギザが課題でしたが腹ビレのラインも一直線でした。 |
各ヒレの張り | ○ | 昨年よりも月齢が若い個体でしたので、ピンと張った個体を出品できました。 |
背ビレの立ち上がり | × | 入賞個体は、背びれの立ちあがりは前に向いています。出品魚は、後ろに流れてしまっていました。 |
頭のラインのなめらかさ | × | 背ビレのつけ根~頭のラインのカーブが気になります。こちらも同様にブリーダーの方に指摘を受けました。 |
レッド以外の出品 | × | 我が家の系統はオレンジも出ますが、発現が少なく、出品できる個体にはなりませんでした。 |
上記で分かる通り、昨年の反省が活かされたのは、繁殖タイミングにより出品魚の月齢と出品時のサイズの調整がうまくいったことです。
「明るい赤・なめらかな頭のライン・背ビレの改善」を目指したつもりですが、改善はされませんでした。
今回のコンテストでご好意により新しい系統の導入が出来ることになりました。飼育を続けている系統との交配により少しでも弱点を改善できればと思います。
こちらのコンテストへの出品は3年連続です。「出すことに(も)意味がある」と言われますが、その通りだと思います。
入賞は出来ませんでしたが、しっかりとコンテストのタイミングで出品できる個体を3年連続で出来ていることには満足しています。
そして、毎年出品して上位に入賞される方は、飼育技術もさることながら「続ける」ことの精神力にも感服いたします。
今回のコンテストで初めてお目にかかる方(名前)も増える一方で、昨年まで名前を連ねている方がいなかったりと、
毎回記載していますが、ショーベタの飼育は「やめやすい」趣味です。
来年も出品はもちろん、「部門優勝」を目指して頑張りたいと思います。
コンテスト運営をして頂きました方々、ありがとうございました。
昨年にまして運営が円滑となり、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。