ショーベタ系統維持には、好みの個体を残していく必要があります。
♂個体は、最終的な選別を行っています。
下の個体、大きくてキレイはキレイなのですが、頭のラインが気になります。
口元からオデコにかけてのラインがスムーズでなく、「アヒル口」のように感じます。
多分ですが、この形質は遺伝すると思います。我が家でも種親の「顔」には気を付けていますが、一定数は
生まれてきます。
エンゼルフィッシュやレインボーフィッシュ、タナゴ類、アロワナ、プラカット等々、頭のラインが盛り上がる
種類の魚は多いので、奇形とは言えないとは思います。個人的には頭のラインはゆるやかなラインが良いと
思いますので淘汰対象としています。
メス個体も選別しました。
オスのピックアップ漏れ個体や色が目標と違う個体、明らかに成長が遅れている個体、明らかにバランスが
おかしい個体を対象としました。(3つの水槽のうち左)
人それぞれの基準が、次世代に受け継がれ、段々とその人の魚っぽくなっていくのは、系統維持できる
生きもの(競走馬も?)の魅力だと思います。